2004ホノルル・センチュリー・ライド レポート
長いですが、2004ホノルルセンチュリーライド(HCR)レポートです。写真はなしです。きっと、あっちこっちに写真でるだろうし、半分くらいは、前日までのblogでも何回も出しているので、ねぇ。
今回、参加したのは、実は、私もメンバーになっている Hawaii Bicycling League が主催する 100(センチュリー)マイル自転車で走ろう、と言うイベントです。全員が100マイル(160km)走るわけでは、もちろんなくて、本人の力やコンディションにあわせて、20、25、40、50、75、100 マイルの各クラスがあります。このクラスは、その場で変更可能になってます。(まぁ、そもそも自分で楽しむ物ですから、何マイル走ろうが自分だけの問題ですもんね)
イベント前日まで
今回は、本番が9/26でしたが、友人の結婚式があり、9/18からハワイに入っていました。HCRの50マイル折り返し地点でもある、 Kailua にある相方のフラのお師匠さん(クム・フラ)のお宅に9/25まで泊めていただきました。
本当は、この間に長距離一二本、と毎日3,40km程度走るつもりだったんですが……
出発の二三週間前に左足が軽い肉離れになってしまったんですが、これがちょっとした爆弾でした。
日本をでる前での準備として、各エイドステーション、ポイントでの予想・予定時間を計算した表を作っておきました。理想的パターンと最悪パターンの二種類。本番中には、この表をみて、最悪パターンをキープできないようだったら、その辺で切り上げることにしておきました。(これは、やっておいて良かった。本番始まったら、ソロで走っている場合には、自分で止めるしかないけど、冷静な計算とか出来なくなっちゃいますから、私なんかの場合)
試走、練習走行
到着後Kailua<->Honolulu 往復を走ったり、近所の街を2,30km走るなどなかなか好調でした。50マイルの試走の時には、青い Air Friday と遭遇。白人が乗ってましたが、今までみた中で、最重量級の Air Friday 乗りじゃないだろうか。チタンビームがブオンブオンしなっておりました。途中ちょっと話をして、併走してたんですが、すぐに千切れてしまいました、もちろん私が。
さて、そんな風に快調だったんですが、本番の二三日前になって、相方と近所の散歩に出たときに、またおかしくなっちゃいました。左足ふくらはぎに違和感。
ほんの20分ほど歩いただけなんですけどねぇ。結局大事を取ってタクシーを呼んでもらい帰りました。どよーーっとした暗雲です。
持って行った圧迫するサポーターで押さえながら、足を持ち上げつつ休養しました。とっても痛くなったりはしなかったのが不幸中の幸い。
ワイキキへ
HCR前日にクムのご主人におくってもらいワイキキに移動しました。今回泊まったモアナ・サーフライダーというホテルにチェックインです。二人分の荷物 + スーツケースから出して組み立ててある自転車(Bike FridayのNew World Tourist)をバンの後ろに積んで行って、フロントのおじさんに、「自転車を部屋に持ち込んでも平気?」って聞くと「もちろん平気ですよ。明日の100マイルにでるんでしょう?そういうお客さんが今一杯いるから」っていうことでした。
ちょっといいホテルだったので、フロントからはいやがるかなぁと思ったんですが、杞憂でした。日本のホテルではどうなんでしょうか?大阪のニューオータニに半分展開したブロンプトンを持っていったときには気持ちよく入れさせてくれましたが、普通の大きさの自転車だとどうなんでしょうね。
自転車と荷物を預けてチェックインをしてから少し近所を歩いてみたんですが……足が痛いじゃないですか。食事をとらなきゃいけないんで、近所の店に行っただけなんですが、もう歩かない方が良いみたい。大丈夫かなぁ、10分歩けないなんて、ちとまずいんじゃないのか?
トレンクル発見
ホテルの前を歩いていると、自転車止めに二台のトレンクルを発見。コンポーネントも Dura-Ace とか 105 で組んであります。よくよくみると、以前の HCR のステッカーも貼ってあります。きっと、今回の参加者なんでしょう。何マイル走るんでしょうか。(実は、イベント後、オーナーの方とお会いして話をする機会がありましたが、それはまたあとのお話)
その間、相方はクムや他の生徒さん達と一緒に史跡のようなところへ遠足に行っていました。(かつてのハワイの王族などの誕生にまつわるヘイアウです)が、夕方頃にホテルで合流しました。
本当は炭水化物一杯の食事をしようと思ってたんですが、とても遠くまでは行けそうもないので、そのままホテルのレストランで食事をしました。(後から考えたら、すぐ隣にパスタ関係のメニューがいっぱいの店があったんですけどね。雰囲気も味も良かったのでOKです)
前夜の準備
部屋に戻ってから、持ってきたはずのバームの粉末とか、アミノ・バイタルなどを探したけど見つかりまっせん。ちょっとピンチ?でも、当日は、各エイド・ステーションで水、ゲータレード、バナナ、クッキーーなどが提供されるようなので、それに期待しましょう。
当日は、会場で5:30からゼッケンその他を受け取らないと行けないので、朝食をまともにとれそうもないので、朝飯を買っておこうと思いまして、このあたりでは、ほぼ交差点ごとにあるABCストアーでいなりずし、巻きずし、押さえでマフィン、そして飲み物を買っておきました。
早めに就寝。のはずが、周りのホテルや、通りでの演奏が結構うるさくて、寝られない!うーーむ、これは誤算です。せっかくだから、一番古い建物の部屋を取ったんですが、それが裏目に出ました。(でも、この音問題以外は満足でした。普通の時間に寝るなら問題なし)
当日
ホテルからスタート地点までは、歩いても10分以内。5:30受け付け開始なので、4:45起床。まずは腹ごしらえ。
と思ったら、買っておいたいなりずしの米がぼろぼろというか、芯だらけっていうか、とにかく食えない状態。何とか食べようかと思ったけど、食べる気にならないくらいひどいです。それほど食べ物に文句は付けない人間ですが、さすがにこれはだめ。巻きずしの方は少しまともだったけど、これも十分に食べる気にはならない。何とか、マフィンを1/3程食べ(こいつはでかいからそれ以上は一辺に食えませんでした)コーヒーを飲んで朝食終了。これで、160km持つのか?(持たなかったのだ)
買っておいたスポーツドリンクに加え、Polarの保冷ボトルとCamelBak(3l)に水を一杯入れ出発。CamelBakについては、背中を開けたい気持ちと、安心して給水したい気持ちが拮抗していたんですが、土壇場で、湿布薬(インドメタシンの貼り薬)とか、サポータ、マフィンとかを持っていくために担いでいくことに決定。本当は、背中を開けておいた方がいいんでしょうけど、走りながらの給水とかなれていないので、仕方ないかなぁ。
まだ夜が明けていないので、暗過ぎて、サングラスでは動けません。相方にスタート地点まで来てもらうので、そこまでは普通の眼鏡をかけて行くことにしました。また、どなたかのWebで、スタートまで寒かったというので、薄手のウインドブレーカを来て行きましたが、今年は、これは無くても良かったみたいです、半袖でOK。気になる左足にはサポーター。
持ち物を整理すると:
自転車(あえてフェンダーとスタンド付き) これは「持ち」物ではないか
GPS
Polar心拍計
Polar保冷ボトル
携帯電話(Auの海外で使えるやつ)
薬(傷薬、鎮痛剤、インドメタシンの貼り薬)
サポータ
ペース配分表
デジカメ(一枚もとらなかったけど)
現金
クレジットカード
チョコバー
マフィン
キャメルバック
持ちすぎですが、今回の状態では仕方ないかなぁ、と思ってます。
いよいよスタート
ワイキキの海岸沿いの通り、カピオラニ通にはわらわらと自転車が沸いて出てきています。この人たちと一緒に会場へ。
5:30頃、まだまだ暗い中会場に到着。受け付けに行くと、ちゃんと登録されていました。ここでゼッケンやら地図、説明などを受け取ります。(でも、この時点でもらっても説明なんて読めないですけどね。本当は、一週間前にワイキキに来れば受け取れます。日本の事務局経由で申し込んだ人たちは、前日に説明会とかがあるようなので、そのときに受け取れるし、大丈夫なんでしょう)
会場にはAVA、コナミ、JAL 等々のテントも一杯でています。受け付けのお姉さん曰く日本人だけで1600人以上、アメリカでの申し込みは1500人位で、合計3000人以上の参加だそうです。(4000人位という話も聞こえましたが、ゼッケンの一番大きい数字でも3000番台だったように思います)
私は見なかったんですが、兵庫県立小野工業高校の団体も参加していたようですが、一体何マイル走ったんでしょうか?
出発は、距離順になっているので、100マイルを予定している人たちを先頭にして、長い列が出来て行きます。私は100マイルを予定しているので、前の方にいましたが、後ろの端は見えません。すごい人数です。
いろいろと挨拶があった後、6:30頃スタート。
当然ゆっくりスタートです。さもないと大団子クラッシュ必至です。(後ろの方では、やっぱり転倒者がでたそうです)
どんな風に進んでいくのか
最初の1,2km位はまだまだ暗いし、団子で動いている状態ですが、そのあたりからやっと集団がばらけて、普通に走れるようになって行きます。
最初のうち日本人ライダーは無言で追い越しをかけて行くので抜かれるのも怖かったのですが、だんだん様子が分かってきたのか、英語で声をかけながら、追い越したり追い越されたりができるようになってきたようです。
ダイヤモンドヘッドを越える辺りで完全に日が昇りました。正面からの日差しはまぶしい!この辺はサングラスが無いともう駄目です。軽い向かい風を受けながら海岸沿いに北上。ハワイカイ近辺まではほぼフラットなコース。この辺までの道では、警官がほかの交通を止めてくれるので、ほとんどの交差点をそのまま通過、らくちんです。しかも、車道のうち一車線に赤いコーンをたてて専用線としてくれています。
ま、この時間は交通量自体がすごく少ないところへ、それなりの数の自転車が通っていくので、このような規制になっていますが、この後は、基本的に通常の信号、規制に従って走っていきます。今回のイベントの目的の一つに、無理をしないでも、車と自転車は道路を共有できることを示す、ってことがあります。その一環として、普通に交通ルールを守って走って、かつ楽しみましょうということです。(途中で、信号無視を続ける日本人グループが目の前を走っていったのが残念でした。この人たち、無視する割に遅いので毎回信号のあたりで追いつかれては、無視して先行していくというパターンでした)
ハワイカイのあたりで、今回の数少ない坂ポイント。ここでは、二つの丘が連続します。(っていっても、規模が大きいんですけどね)
# カイルアの街の自転車屋のお兄ちゃんと話しているときに、「坂はきついのかなぁ」って聞いたら。「うーーん、Hillはないなぁ、強いて言えば Semi-hill が一つかなぁ」って答えでした。まぁ、普段からちゃんと走っていれば、あんなのは坂のうちには入らないんでしょうけどねぇ。くやしいぞ。
坂自体は、上でも標高数十メートルというものですが、どーーんと先が見えて、延々続く感じがなかなかいやーーんです。試走で二度ほど走っているので、驚きはしませんが、なぜかいつも向かい風のように感じてしまう自分が悲しいです。
しかし、私はこの坂の始まりあたりで小休止。今回、「エイドステーションは全部止まって小休止」、「一時間毎に小休止」を方針にしていたので、ここで1時間目の小休止。(ちなみに、エイドステーションと、一時間毎が近いときにはエイドステーションにはいることにしてました)
ゆっくり給水して、登ります。心配していた足も今のところ大丈夫。長ーーい列の一部となって登りました。住宅地内の坂を越えて、今度はマカプウの坂。こっちもだらだら続くので、ちょっと萎えますが前にゆっくり登る親子がいたので、ペースをあわせて登っているうちに頂上の展望スペースに到着。試走の時や、それ以前のドライブで何回かきているところだし、疲れてもいないので、そのまま下り。ここは、路肩のスペースも狭いので、車道を使って走りますが、なれてない人たちはちょっと怖そうでした。右側に海に面した数十メートルの崖、左には自動車。
このあたりで25マイルの折り返し点もすぎています。
いよいよ未知のコース
50マイルの折り返し地点を過ぎてしばらくすると、私にとっては初めて走る区間です。なんだか、もう一つ坂がありそうな感じなんですが、わかりません。(日本人向けのコースマップにはコースの高低がわかる図が載っていたのですが、この時点では私は知りませんでした)
75マイルの折り返し地点まできても、なんだか調子がいいです。自分のチャートをみても理想的パターンできています。(軟弱な理想ですけど)休憩中に隣り合って座った方をはなしていると、高低のわかるロードマップをお持ちな様で見せていただきましたが、もう大したアップダウンもないようです。こうなったら、行くっきゃないですね。と言っても実は、このあたりから、今朝うまくとれなかった朝食のつけが出始めました。燃料切れです。足がパタッと止まる感じ。立派なハンガーノック。この休憩中に残りのマフィンを食べきって、豊富にあるバナナを食べますが、これで持つのか?
VAAMはどこにいったんだぁ。
[長いですねぇ。ここまで、何人が読んでくれることか]
この75の折り返し前後から、先の方を走っている人たちがずいぶん折り返してきます。速いなぁ。きっといい自転車なんです、そうに違いありません。やっぱりロードレーサ?
と、思っていると試走の時に一緒になった青の Air Friday が折り返してくるではないですか。やっぱり、エンジンの差ですねぇ。
折り返し
100マイルの折り返しに到着したのは 10:30 頃。約4時間で着きました。これは、想定した中では理想的パターンにほぼ匹敵。後半は時速15kmくらいまで落としても、余裕で時間内ゴールです。本当に行ける気がしてきました。(落とし穴はこれからだったけど)
最近はこのくらいの距離では、もう痛くならないはずの腰やおしりのあたりがすこし痛くなってきました。(けがの痛みじゃないです)やっぱり、直前に痛めて歩けもしなかったんだから、しょうがないんでしょうねぇ。このおかげで、むちゃくちゃなフォームで走る時間がかなりあったので、最終的には、右の手首がしびれてきちゃいました。
このエイドステーションではうれしいことに LAVA GEL と言うのがおいてありました。小さなパックですけど、効きそう(な気がする)二つもらって、まず一つをちゅちゅっとすすりました。
他の人も満足そうな顔の中にも疲れが少々見えたりします。みんなの目の前でばたっと立ちゴケしてしまった人がいました。でも、みんな大人です、完全にみて見ぬ振りをしています。
さーーて、後は帰るだけ。30分ほど休んで出発。
行きの向かい風の代わりに帰りは追い風、と期待したんですが、また向かい風。まぁ、真っ正面からではないのですが、結構つらいです。
# このあたり、実は対して吹いていない場所でも向かい風だと思ってる可能性大です。前に進まない理由がほしいだけだったりして
途中のエイドステーションでは、もう氷がなくなってきたり、ゲータレードが切れたりしたところもありますが、それでも、やっぱりほっとします。時にKailua(50マイル)のステーションでは、地元のおばさまたちがタンクからピッチャーに水を移して座ってる人の間を歩いて配ってくれています。ありがたい。
# ここまでは、それでも結構元気です。今の実力はここまで(75マイル)程度なんでしょうねぇ。
ボトルをいっぱいにした後、頭にかけてーって冗談っぽくいったら本当にかけてくれて、これが気持ちいい。しかもその後わざわざペーパータオルを濡らして持ってきてくれました。心身共に救われました。
よれよれ
帰りは時速15kmくらいでいいので、ゆっくり走ればいいんですが、途中から、ちょっと痛くなってきた腰やおしりの影響で普通のペダリングができていないようです。バーーッとこいで、しばらく惰性で進むというような、よろしくない状態が続きますが、まぁ、止まっちゃうよりはいいでしょう。
林のような中の緩やかな登りを、登りとも気づかずに「何で、こんなに進まないんだぁ」と思いながら走っていると、前を走っていた白人の乗ったロードレーサが突然ストップ。倒れてしまいました。大事かと思ったら、どうやら足がけいれんを起こしたようです。(帰るまでにあと二三人みました) すると、後ろから走ってきた日本人のグループの中の一人が手当を始めます。正直言って、正しい処置をされていたのかどうかはわからないのですが、あぁいう風にすかさずお互いに手を差し出せるっていうのは、いいですねぇ。
私は、なにもできそうもないので、他人様の迷惑にならないように先に進んでおきます。なんとか40マイルの折り返し地点のエイドステーションに到着。ここまできてから、さっきの進まない区間が緩い登りだったことに気がつきました。情けないですが、そんなもんです。少し気が楽になったのです。
このステーションを過ぎてからは、でも、さっきまでの苦戦が嘘のように動けます。休憩と補給が聞いたようです。とは言っても、いよいよまた、あの坂が待っています。行きの時よりも、こちら側からの方が楽な気はしますが、エンジンの調子が朝とは全然違いますからね。
まぁ、なんとか押さずにはすみましたが、何回か止まって、給水+頭・体に水をかけながら進んでいきました。
# この辺では、結構な数の人が休憩しつつ進んでいるんですが、小径車に乗った太ったおっちゃんに抜かれると悔しいんでしょうか、私が通り過ぎると走り出す人たちが何人もいました。
さて、そんな感じで坂をクリヤーして、いよいよ最後のエイドステーションに到着しました。ここまでくると、もうあと少し、ホテルで待っている相方にも最後の連絡を入れました。
コースも最後のダイヤモンドヘッドの迂回以外は、ほとんどフラットになり淡々と進みます。この区間では、私の前を信号無視ライダーが進んでいきますが、あんなのが事故でも起こして今後の運営に支障でも起こしたらいやだなぁと思います。本人は、要領よく効率的に走っている、とでも思っているんでしょうかねぇ。
最後にダイヤモンドヘッドを迂回しカピオラニ公園に入ると、もうゴールは目の前。こんな時間では、もうゴールは撤収気味なんだろうと思っていましたが、意外なことにちゃんとそろっていました。(この辺はJALなどのスポンサーのおかげか?)ツアー会社の人を含めてゴールに入ってくる人間を迎えてくれます。
結局、ゴールしたのは 3:50 頃(4時頃と書かないのが、我ながらいじらしいなぁ)約9時間半かけてのゴールでした。遅い!
受付に行って、記念のTシャツをもらいます。
終わってみて
日本での申込者以外は、特に距離別に何かの証明書がでるとかではないです。純粋に自分で楽しむファンライド。でも、日本申し込みの人たちは、各ステーションでステッカーを貼ってもらい、番号を控えて、証明書を発行していたようです。(50と100マイルのステッカーはもらいましたけど)日本申し込みの方が倍くらい高いんで、内容が違うって言うのもありなのかもしれませんが、各ステーションで「日本人はこちらに来てくださーーい」と言って、日本人だけがステッカーを受け取っているのも変な光景でした。周りにいたアメリカ人ももらいに行って断られて怪訝そうでした。
小学生みたいですが、良かった点反省点など少々。
良かった点:
1:いやぁ、とにかく、おもしろかったです。日本で自分で、サイクリングコースをつないで、一日160kmを走ってみたこともありますが、まわりに同じことをしている人たちがいっぱいいるというのも、たまにはおもしろいです。
2:楽しく、でもほんのちょっぴりがんばってみるというレベルが面白かった理由かな。楽すぎる条件や、無理をしすぎる条件ではない塩梅がちょうど良かったようです。この辺は、各自が判断するポイントですね。
3:ちょっとずつだけど、途中でいろんな人と話ができたのも面白かった。日本人もアメリカ人も一緒に走ってると、同じように疲れるのだ。
反省点
1:本番直前には肉離れは起こさない方が吉 :-P
2:朝ご飯はちゃんととろう(普段でもちゃんと食べてる朝食をほとんどとれないはめになるとは思わなかった)
3:補給食、サプリメントのたぐいはちゃんと用意しよう。(入れたはずなんだけどなぁ。どこにあるんだろう)
機会があれば、また走ってみたいです。
ちょっとまじめな話
何カ所かでささやかれたことですが、日本人多すぎ?ホノルル・マラソン化する様相ですが、運営面からすれば、それほどいやがることではないんではないかという気がします。こういう状態に異を唱える人が多いであろうことは容易に想像が付きますが、本来の意義を失わずに、みんなが楽しく走れていれば、問題ではないんだと思います。
せっかくの機会なので、HBL の活動内容とかもみてもらえると、良いんじゃないでしょうか。どうしたら楽しく安全に車と共存して自転車で楽しんでいけるかを、実際の行動とともに考えている団体だと思います。そのような運動の助けになるんであれば、もっと多くの日本人が参加してもそれは嫌がったり、卑下したりするようなことではないんじゃないでしょうか。
本来の楽しみを邪魔してしまうような展開になったらそれは、悲しいし、不本意なことであるのは当然です。
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Comments
いつもながらのレポートなかなか楽しく読ませていただきました。
それで読んだ後ますます参加したいと思ったかどうか。これ微妙。確かに参加して見たいと云う気持は強いんですけど、気になるコメントもありますよね。「日本で申し込んだ方達だけへのサービス」。僕こういうの駄目なんです。もしどうしても差別化したいのであれば、どっか他の場所へ移動してから行えばいいのではないかと。それとか日本での申込が高いとか。ニューヨークのもそうなのかなー?何故ローカル主催のまま、均一サービスというかポリシーでは駄目なんだろう。僕が参加する場合はローカルに直接申し込んで、宿なんかも自分で手配するつもり(イッパイで断られる可能性大かも知れないが)。JALのマーケティング戦略じゃないですよね。
Posted by: kazu | 10/02/2004 08:23
そうですねぇ。なんだか、この日本人向けって感じのが居心地が悪かったですねぇ。まわりにいたアメリカ人は、「あぁ、別料金のサービスね」って感じの人もいましたけど。日本で申し込むのと、直接申し込むのでは倍くらい違います。説明会や、日本語の資料なんかも用意されるので、初めてアメリカでは知る人とかには安心なんだと思います。英語で申し込んで、英語の説明だけでということになると、バリヤーが高いと思う人たちも大勢いることだと思います。
距離のステッカーもボランティアの方がやってたりするので、いろいろと不徹底もあるみたいです。英語の説明にもステッカーをもらえ、とあった気がします。(スーツケースの中なのでまだ確認できませんし、当日は読む暇も無かったので、ここはちょっと怪しい情報)
イベント自体の申し込みは、当日申し込みでも大丈夫なくらいです。(Tシャツがないかもしれないけど)現地で、お話をさせていただいた方も、ここ何回か参加されているということですが、毎回当日申し込みだそうです。(私は、Webから事前に申し込みました。HBLのメンバーなので、その割り引きもありますから)ホテルも、なんだかんだ言って夏休みではないシーズンの1000人や2000人、ホノルルにとっては何でもないでしょうから、宿の手配も問題なさそうですね。私は、飛行機のチケットを割り引きで取ったこともあって、その時にホテルも一緒にとっちゃいました。
Posted by: 隊ちょ〜 | 10/02/2004 08:33
おもしろかったあ。(笑)
レース前に考えること、緊張感、コンディションへの不安、
自転車もランニングも、似ているんですねえ。
(自転車に乗らない)自分ですが、興味深く最後まで読ませて
いただきました。レースの参考になった部分もありましたよ。
来年も是非、万全のコンディションで参加していただいて、
数枚でもいいから隊ちょ~の雄姿などを撮って見せていただ
きたいです~(笑)
Posted by: trazy | 10/02/2004 10:46
始めまして。私も今年参加して100mile走りました。
小径車での参加だったのですね?凄いですね!
(私は主人と共にロードレーサーでの参加でした)
Bike FridayのAir Fridayの方は私も見たかも。
私は、自転車の運搬料が無料で、JALだとマイルも溜まる
し、という事で、お手軽にツアーで申し込みしましたが、
確かに日本での申込者は優遇されていましたね。
ここは日本のイベントかと思ったぐらい(苦笑)。
ツアーで申込しておきながらなんなのですが、折角なら
現場ならではの雰囲気を満喫したかったかな、という
のが本音です。ただ日本からの参加者が多いのは別に問題
無いとは思います。私もその1人ですし、楽しければ
いいわけなので。
イベント自体は、景色も良かったし(といいつつ最後は
景色を見ている余裕など無かった)、完走した充実感も
あったしで、結果的には参加して良かったと思います。
あと、ハワイは自転車に優しいところだな、と思いました。
大会以外でも軽く走りましたが、日本程マナーの悪い
ドライバーは見受けられなかったと思います。
走っていて大変気持ち良かったです。
(勿論当方も交通ルールを守る事が前提ですが)
Posted by: yu | 10/02/2004 12:38
私のはるか前の方を走っておられた方達ですね :-)
素直に考えればあの距離はロードレーサの世界ですよね。
運搬は専用ケースだったんでしょうか?
Posted by: 隊ちょ〜 | 10/02/2004 12:47
私達はスタート地点にギリギリに到着したので、多分隊ちょ~さんより後ろだと思います。
最初の方から多分20分は遅れてスタートしたと思います。
折り返し地点に到着したのも11:00ぐらいです。
結構休憩を頻繁に取りながら走ったのもあり、17:00前にようやくゴール地点に到着しました。
因みに箱ですが、自転車屋で段ボール箱を2箱頂きました。フレームはプチプチや不要なシャツ、
新聞紙等で梱包しました。ホイール、ヘルメット等も一緒に箱に入れました。
ウェアとかもクッション代わりにしました。仮に今度飛行機に乗る場合も多分自転車の段ボール箱で
運搬するでしょう。
自転車専用の輪行箱(段ボール箱)も日本で販売されていましたが、4,000円(タイヤ付は5,000円)も
しました・・・。行き帰りの空港では良く見ました。
行きのホノルル空港では、箱にも袋にも入っていなく、ただ何かビニールっぽいもので包んである
フレーム(多分PINARELLO?)がベルトコンベアで運ばれて来ました。これはさすがにびっくりしました。
確かに、100mileはロードレーサーが多かったですが、小径車で100mile走られていた方がいましたよ。
私が見たのはKHSとDahonとブリジストンMoulton。私もBD-1を持っていますが、多分私には無理・・・。
マウンテンでも私にはきついかも・・・。
Posted by: yu | 10/02/2004 14:48
なるほど、全体的に30分ほどずれて動いていたようですね。
しかし、ほぼむき出しで、Pinarelloですか!おそろしい。でも、かえってそういう危なっかしそうな方が大事にしてもらえたりして。
私のBike Friday入りのスーツケースには Fragile とか色々と書いたり、札が着いたりしてましたが、ホノルルのカルーセルでは、私が取ろうとした目の前で係の人間に持ち上げられて、目の前で、ポンッと捨てるように置かれました。さすがに、ちょっと文句言いましたけど、まぁ、基本的に飛行機の荷物なんてあんなもんでしょうからね。
Dahonは気がつきませんでした。所詮、自分の目に入るのなんてそんなに多くないですからね。KHSとMoultonは多分わたしが見たのと同じ方なんでしょうね。
Posted by: 隊ちょ〜 | 10/02/2004 14:58